
野岳の山中で、仲間で炭を焼いている。
昨日は、穏やかな冬の一日だった。
友人が、用事で帰った後、一人で炭窯を焚きつけていた。
午後3時ともなると、冬の日は 頼りげなく 山の木々は、ひっそりとたたずんでいる。
私はというと 炭窯の焚きつけの番をして 炎のゆらぎに見入っている。
いたずらに過ぎ去った時間を 漠然と見つめているような
ひとの営みの無常、人生の空虚 そんなことを感じながら
空を見たり、炎のゆらぎに魅入られたりしていた。
もののけや天狗と 親しくはなしができれば 現世の裏側の世界について話が聞きたいようなそんな気持ちに
なってくる。
