Archive for 12 月, 2007

頼りなき 冬の日ざしの 静かさよ 炎のゆらぎ 一人炭焼く

画像 027

野岳の山中で、仲間で炭を焼いている。

昨日は、穏やかな冬の一日だった。

友人が、用事で帰った後、一人で炭窯を焚きつけていた。

午後3時ともなると、冬の日は 頼りげなく 山の木々は、ひっそりとたたずんでいる。

私はというと 炭窯の焚きつけの番をして 炎のゆらぎに見入っている。

いたずらに過ぎ去った時間を 漠然と見つめているような

ひとの営みの無常、人生の空虚 そんなことを感じながら

空を見たり、炎のゆらぎに魅入られたりしていた。

もののけや天狗と 親しくはなしができれば 現世の裏側の世界について話が聞きたいようなそんな気持ちに

なってくる。

 

画像 023          画像 024


居合いをはじめよう

前回説明いたしましたように、居合いは、刀を抜き放ってから始める剣術=「立会」に対して鞘の中から相手に合わせて

一刀のもとに敵を制する「居合」からきた名称です。その他 「抜剣」「抜刀術」「座合」「抜き」「抜合」ともいわれます。

 

よくどの流派が強いのか? 本当に何人も人が斬れるのか? 等々 素朴な質問を受けますが、答えは、拍子抜けするように簡単。

流派に、優劣はありません。より修練を積んだ者が強いのです。ただ、「強い」と言うことを深く考えていきますと、

そこに「生きる姿勢」や「精神」も含まれてきます。それは、武術から武道という 無窮の精神性をに行きつく領域です。

 

日本文化は、「型」から入ります。居合いもまたしかり。

精神を集中して稽古に励めば、日常のストレスは解消され、健康にもよい武道です。

老若男女 どなたでも 始められる武道です。

 

どうぞお気軽に まず ご見学ください。

 

流 派 夢想神伝流 神道無念流(大村藩・斉藤歓之助派)

指導者 一瀬鉄也

稽古場 大村市立西大村中学校武道場

稽古日 月曜・金曜 午後7時~9時

連 絡 0957-55-9199(なずな古本店 一瀬鉄也)

 


居合道(いあいどう)を始めませんか

居合道って何?

全くイメージがわかない方も多いと思います。

剣道・柔道・空手といった武道はメジャーですが、居合道はマイナーですからね。

居合道は、日本刀をつかった武道です。

もちろん初心者は、危険ですので模擬刀で稽古をします。

稽古着は、剣道着と同じような道着をつけてします。

模擬刀と道着があれば、どこでもいつでも稽古が出来ます。

腰に差した太刀を、鞘の中から使い 一太刀で敵を制する武道です。

そのため、居合いのことを「鞘の内」とも言います。

基本的には、一人で行う「型」の稽古です。

ですから、他の武道と違い体力・運動神経の個人差は関係なく 稽古すればするだけ上手になれます。

上達すると、二人で行う「組太刀」の方もあります。

 

非常に精神性の高い武道ですので、集中力の鍛錬やイメージトレーニングにはすぐれた効果があります。

日常のストレスから、自己を解放するまたは、自己を見つめるには格好の武道のひとつです。

 

このブログで少しづつ紹介していきますので、興味のあるひとは 楽しみにしてください。

ちなみに、下記要領にて稽古をしていますので、ご希望の方は、事前に私にご連絡してご見学にいらしてください。

 

流 派 夢想神伝流 神道無念流(大村藩・斉藤歓之助派)

指導者 一瀬鉄也

稽古場 大村市立西大村中学校武道場

稽古日 月曜・金曜 午後7時~9時

連 絡 0957-55-9199(なずな古本店 一瀬鉄也)


海鼠(なまこ)舟(ふね) ふくるゝ潮に さからわず 鈴鹿野風呂

 02 03

 

大村の冬の風物誌 「海鼠(ナマコ)漁」

寒風厳しい海に小さな漁船が浮かぶ。

海岸近くで箱メガネを覗きながら海鼠を突く。

少し沖合いで、海鼠籠を漁船で曳いて獲っている舟もある。

海鼠は、通常、酢海鼠にして食する。

正月料理には欠かせない一品だ。

江戸時代では、大村藩も俵物として輸出していた。

俵物(たわらもの)とは、江戸時代に対清(中国)貿易向けに輸出された煎海鼠(いりなまこ/いりこ)・乾鮑(干鮑(ほしあわび))・鱶鰭(ふかひれ)の海産物(乾物)のこと。俵に詰められて輸出された事から、この名がある。また、この3品目のことを特に「俵物三品(たわらものさんひん)」とも呼称した。

なお、この他にも寒天・昆布・鰹節・鯣などの他の俵物の輸出も行われたが、輸出海産品の主体である「俵物三品」と区別して「(俵物)諸色」と呼ばれていた。

近年特に、中国の需要が高く 高級品食材としてもてはやされている。

しかし、不思議なことに日本料理の食材としては馴染みが薄い。

どうしてなのだろうか。

日本人は、干し物より生の嗜好性が強いせいであろうか。

 

 

さて、夏目漱石の俳句に

安々と海鼠の如き子を生めり 漱石

というものがある。

妻・鏡子夫人の初産のときに詠んだもので、句としては面白いのだが、

奥さんにしてみれば あんまりな俳句である。

また、長女「筆」さんにとっては、海鼠みたいな赤ちゃんとは

うれしくない形容である。

さぞ、恨まれたことであろう。