田植え
昨日の疲れが残った体をなんとかなだめて
朝から 植え継ぎをしました。
(田植え機で 欠株になったところに手で植える)
一週間くらいかかります。
といっても、朝から2~3時間程度の作業(それ以上は 腰にこたえます)
カニの散髪屋が
髪を刈ったような
植田を一望して
梟のように落胆した
予想はしていたものの
欠株ばかりのまだらの植田
種籾の量が少なすぎたのだ
一株の植え付け株数を
慣行農法の1/3にして
株間も広く植えてみると
春のいそぎの土筆のようだ
百姓は 欲張りなのだろうか
天気が続けば 雨を乞い
雨が続くと 陽を願う
風の匂いを嗅ぎ
千変万化の雲を窺がう
天が地に映り
地の声を聴くことができるような
百姓になりたいものだ
人が、作物の栽培を始めてより
唄を歌い 祈りをささげ
慈しで育てた農作が
どんなに歓びに満ち足りたものだったのか
無窮の営みの至上に迫ってみたい
それでも
よくよく見れば
早苗は危なげながら立っている
腰をかがめ
植え継ぎをしながら
そんなことを思って
百姓になっていく




